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上尾メディックス データで見るRS [バレーボール]

レギュラーシーズン(RS)が終了し、4位でファイナル6へ進出。
来期もV-リーグでの戦いができるということは、特別な事。
感覚的に解っていいることと、新たな発見という意味でデータ分析してみました。

ケリー選手と絵里香選手の功績が大きいのは誰もが周知な事。
でも全員バレーでここまで来たことも同じく重要なポイント。
では、分析してみましょう。協会集計と選手の合計が合わないので少しすっきりとしませんが?
※以降敬称は略とします。全て選手と読み替えてください。

V-リーグH/P上の個人技術集計では
アタック決定率            :3位絵里香45.3%
総得点                :2位にケリー464点(1位はデンソーのイエルコフ)
アタック決定本数(1セット当たり)  :2位ケリー5.30得点
ブロック決定本数(1セット当たり)  :1位絵里香0.80、2位丸山0.66
サーブ効果率             :1位ケリー15.2、2位絵里香13.6、8位Y荒木11.6
というのが、リーグ全体での個人成績です。

ケリー選手がオープン・バックアタックで絶対決定数=得点を稼いだ。
絵里香選手のセンター攻撃の決定率の高さが、経験と相まって相手へ打撃を与えた。
絵里香・丸山選手のブロックにより得点を重ね、相手へのダメージをあたえた。
そして、ケリー・絵里香選手に加え、Y荒木選手がサーブで得点し・サーブレシーブを乱した。
というのが、総評でしょうか。

この協会資料に加え、独自集計を行ったところ面白い数字が見えてきました。

出場試合数:21試合 近藤・山岸・ケリー・Y荒木・丸山・富永の6選手
出場セット数:80ケリー、76絵里香、74近藤・丸山
ケリー選手が完璧な出場と得点に絡み、活躍している選手は多くの試合に出場し、試合を重ねる毎に成長してきたことがよくわかります。

アタック数:1,151ケリー、600近藤、400絵里香、384Y荒木、307丸山選手
(吉村選手が出場数が半分なのに296です)
バックアタックはほとんどがケリー選手で380打点で127得点です。
ブロック得点は絵里香選手が61点、丸山選手が49点ケリー選手は19点で以外に少ない。
攻撃の40%弱はケリー選手ですが、各ポジションの役割を他の選手が補完していたこともよくわかります。

サーブ効果率(協会の計算基準によれば)ノータッチ7、エース14、効果125で断トツケリー選手。
次いでノータッチ4、エース12、効果86の絵里香選手。富永・Y荒木・土田選手と続きます。
ブロック・サーブでの得点能力の高さが、4位ながらも、互角に戦える原動力になっている。

サーブレシーブでは、最多レシーブは以外にも近藤選手536圧倒的です。成功が333で成功率62.1%です。
次点はY荒木選手300受けて176成功、成功率58.7%でした。そして第3位は吉村選手!!半分の出場でも268受けて186成功の68.7%でした。すごい!
近藤選手が次点の倍近くを受けていたとは・・・彼女もまたこのシーズンの立役者でしょうか。
受数では登場しませんが、リベロの2人成功率は関選手がチームトップの73.3%、山岸選手が65.7%でした。サーブレシーブ以上に、アタックやブロックを拾い捲っていたのでしょう。

以上のデータからもケリー選手が強打を決めまくり、荒木・丸山選手がセンターブロックとクイック攻撃を、さらに近藤選手とA荒木選手がケリー選手を補完してサイド攻撃を決めた。
さらに、勝ち試合ではサーブを効果的に使って最小の力で最大の効果を挙げていた。
といったところでしょうか。
見た感じと、データからの感じ。見えないところが見えてくるという意味で、興味深い内容でした。

対戦チーム毎のデータについては念のためファイナル終了後に発表します。


2015-02-24 15:45  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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