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アルビレックス新潟レディース Weリーグ プレシーズン ベレーザ戦 [サッカー]

「良薬は口に苦し」
厳しい結果ながらWeリーグ本番に向けてこれを薬にすることで「リーグ優勝!」に向かって!!

プレシーズンマッチ全試合を観戦していないので中途半端な感想かもしれませんが書き残したいと思います。それにしても30日の西が丘からの帰り道突然の大雨!!確かに所により雷雨の予測はありましたが雨具は当然のこと傘もなかったので一瞬でびしょ濡れ、そしてしばらくの雨宿りと、試合の無念さも含め散々な日となりました。
 しかしながら、冷静に考えるとベレーザに勝利しなくて良かった。そしていわゆる大敗して良かったな!
というのが正直な気持ちです。全勝していたら9月までの期間のモチベーションが甘くなっていたかもです?!相模原戦、長野戦そしてエルフェン埼玉戦と順調に勝利していましたが、冷静に戦況を分析すれば
言葉は悪いのですが「二線級のチームに雑な試合運びでもパワー戦で勝利した」そんな感じです。
 「ベレーザのようなレベルに高いチームにはそれは通じない。Weリーグでも半ばの戦績にとどまる?」ではないか?
 私に考える敗戦理由①ベレーザのリズムに合わせてしまった。②中途半端なミドルシュート。③一歩の出足で負けた。と思います。
 ①ベレーザには独特のリズムがあります。正確で細かくて速いパス回し、決して中断しない攻撃、防御からの速い攻撃転換。これはベレーザだけでなく下部のメニーナを含めたこの球団の一貫したパターンです。今シーズンバリューのある選手が何人か抜けましたが下部組織から補充された選手もかなり十分な技量があります。この選手たちが作るリズムに合わせてしまい自分たちのリズムを作ることができなかったのが最大の失策では。まして上尾野辺選手が不在では・・・
 ②この試合全般にミドルシュートが多く、キーパー正面や全くの枠外など得点できそうな場面が欠けていた。もうワンステップ前で、もう50㎝上下左右に蹴るなど、やや雑な攻撃だった?ベレーザには通じない。シュートそのものは悪くない、積極性・相手の対応など多くの材料が手に入る、でも・・・
 ③全般的に2ndボールが取れなかった。必ずベレーザの選手の足が一瞬早くボールを確保していた。2ndボールを奪われ、早い攻撃を仕掛けられ、中盤でボールを奪えてもその先で奪われて、一気に攻撃、「変幻自在」な動きにゲームの主導権を奪われる、これも2ndボールが奪えないから。これではベレーザには勝てません。それにしても清水選手は抜群だ、国内最高級のサイドバック。

 とはいえアルビレディースの大きな可能性も感じた。ベレーザの選手と比較して圧倒的な高さ。特に前線は道上選手の加入で石淵・長澤選手と合わせ高い前線になった。今まで得点不足だったチームに「得点力」という武器と可能性が出てきた。
そして圧倒的な高さのCB浦川選手。選手の背後から伸びてくる足は海外選手を思い起こさせる。経験を積めば今シーズンの秘密兵器に(もう秘密ではないが)なれるかもしれない。
この日不調だった児野・薗田(瑞)選手が好調なら、そしてすべての支柱上尾野辺選手がいつものポジッションで、イ選手が復活し、川村選手の負担を軽くしてやったら、中盤の選手層も厚くなり・経験値も積みつつありその成果を発揮できる地力も見えてきた。
どうです、面白い試合ができるチームになってきたと思いませんか。
 加えて監督の采配も私好みになってきた、早い交代・後ろでのパス回しの減少・より強化された中盤でのプレスなどなど。
 
 苦い敗戦だったが、大きな可能性を見つけられた試合だったといえる。
 「負けてよかった」と思える数少ない試合だった!!
 「本番で勝とう!!」


2021-06-03 10:15  nice!(0)  コメント(0) 
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